ミャンマー伝統漆器
きれいな漆器に出会いました。ミャンマー(ミャンマー連邦共和国)の伝統漆器です。私はミャンマーに行った事がありませんが、シンガポール・チャイナタウンには東南アジアの洗練された食器や雑貨を集めた素敵なお店「ZHEN GALLERY LLP」があります。
本日お話を聞かせて下さるのは「ZHEN GALLERY LLP」のショップマネージャー・Ms. Doristeoです。
ミャンマーの漆器は100年以上の歴史を持つ伝統工芸で、昔、王室でも使用されていたそうです。
本日は全て手作りで作られている2種類のミャンマー漆器をご紹介します。
~Bowl woven from horse hair~ 1つ目は「馬の毛を編み込んだ竹の漆器」です。
①竹を割き、薄くなった竹を器の形に編む②馬の毛を編み込む③漆を何層にも塗り重ねていく④伝統的なデザインを描く
飲み物やスープなどを飲む際に日常使いされている器なのだそうです。実際に手にしてみると、とても軽くてシリコンのように柔らかく、しなやかに曲がることが特徴です。
~Burmese Lacquer~2つ目は「ビルマ漆器」です。①竹で器を作ります。
②漆を塗ります。
③布を貼ります ④漆を20回以上塗り重ねて行きます ⑤伝統的なデザインを描き仕上げます
1つ目、2つ目のどちらの作品も漆を塗っては太陽の下で1週間程乾燥をさせます。そして次の漆を塗ることを20回以上繰り返して作るため、1つの作品の完成には2~3ケ月がかかるそうです。又、漆器作り職人になるには2年間の勉強が必要なのだそうです。
象は幸運・パワーの象徴として描かれています。
フードコンテナ
ランチボックス
ワイン入れて使うこともあるそうです(蓋の取っ手には象がデザインされています)
コースター・・ワイヤーを使ってラインを描き、パムツリーの葉を使って花(白い部分)を仕上げた作品
Ms. Doristeoのお話を聞きながらミャンマーの伝統工芸に触れることが出来て感謝しています。楽しい時間を有難うございました。
「ZHEN GALLERY LLP」
住所 1, Trengganu Street, Singapore 058455
電話 (65)6222-2718
補足:1つ目「馬の毛を編み込んだ竹の漆器」はカップのみです。それ以外の作品は全て2つ目「ビルマ漆器」です。
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