わたしたちの小屋ものがたり[小屋女子計画編]⑤三記さんの見せたり隠したりが楽しい小屋
「Show and Hide」は2つの棚ユニットで構成された小屋。写真は雑貨屋さん風バージョン。扉を開けるとこんなふうに楽しめる。左扉は帆布製で、裏側のステンシルも○
「小屋女子計画」は、ハンドメイド作家と新建新聞社のコラボで2012年冬に始まったプロジェクト。最初のミッションは、ひとり1つの小屋をつくり「日本ホビーショー2013」でお披露目することでした。そんな小屋女子たちの「My小屋」にスポットをあてます。
第 5回目は、「水曜日のスムージー&スープ」が好評な、風呂敷と革小物作家の三記さん(Camphortree)の小屋。その名も「Show and Hide」です。
洋服屋さん風バージョン。吊るすと、いろんなものを見せる/魅せることができる。ヴィンテージ家具のような雰囲気。
■ 棚と扉を組み合わせたGooooood Design!
最小ユニットは、60×40×120cmの棚(しかもドア付き!)。同じ棚を2つつくると、もうベースは完成です。ニコイチで観音開きの棚になるというイメージでしょうか。
「スペースが限られる住まいや店舗でカッコいい空間をつくれる小屋」
「使い方を限定せず、変化ができて、その時々を楽しめる小屋」
をつくりたかった三記さんは、それを2つのドア付き棚でやってのけたわけです。
扉を閉めると「隠せる収納」に。右側の棚ユニットの扉・壁には黒板塗料をペイントしたので、子どものお絵描きスペースにもなる。上に立てた三角ボードが小屋の雰囲気を高めてくれる。
■ 自由に置ける
魅力のひとつは配置の自由度。
「2つを横に並べたり、背中合わせにしたり、直角にしてみたり、離して置いてもいい」とのこと。
女性ひとりでも階段を使って持ち運べるように、重さも工夫。扉には帆布を張り、棚板もあえて固定せず取り外し式になっています。
三角ボードは取り外し可能。三記さん手づくりの革のカゴバッグ、革サンダルをディスプレイ。カーテンもかわいい。
■ 自由に使える
もうひとつの魅力は、何といっても使い方の自由度です。
ドアを開けば、洋服や小物の「見せる収納」に。部屋の間仕切りにもなります。
また「開いた扉の裏側がちょうどいいデッドスペースになるので、見せたくないものをチョコっと隠すのにも便利です」と三記さん。気になるコンセントや除湿機などを扉裏にもってきてもよさそう。
そして、ドアを閉めると「隠せる収納」に。
2つのうち、1つのユニットの扉・背板・側板には黒板塗料をペイント。「ポスターをディスプレイしたり、文字や絵を描いたり。思い思いに楽しめます」
まさに「Show and Hide」な小屋!
いっしょにつくった折りたたみ式ミニ机もマネしてみたいアイデアです。
養生テープの「水に強くて丈夫・手でまっすぐ切れる・貼って剥がせる弱粘着」の機能に「使い方の多様性とデザイン性」をあわせもった
“おしゃれな養生テープ”「YOJO TAPE」ができました。
水回りや屋外でのDIYはもちろん、日常の色々をおしゃれに変身させてくれます。
【サイズ】45mm×5m
【材質】基材:PEクロス/接着剤:アクリル系 日本製