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大菅 力「プロDIY」探訪22ベニヤ天板の大テーブル

 

「プロDIY」探訪22ベニヤ天板の大テーブル

ラワンベニヤの天板に既成の脚を付けたシンプルな大テーブル

 

シンプルで大きなテーブルは、「プロDIY」の定番です。ここでは雑貨ショップのディスプレイに用いられているシンプルな事例を紹介します。

こうした簡素な大テーブルの既製品は案外少なく、またムクの天板などの良材を用いたものだと、非常に高価になります。そういうこともあってDIYの対象になりやすいという事情もあります。

 

「プロDIY」探訪22ベニヤ天板の大テーブル

12㎜厚のラワンベニヤを2枚重ねて張り合せている。表面は軽く面を取っている

 

こうした大テーブルを製作する際、天板に何を使うかが検討事項になります。大判で厚みのある木質材料というと、各種のベニヤや集成材、繊維板など、それなりに種類が豊富です。

ただし、予算にもよりますが、集成材は高価ですし、MDFなどの繊維板は木材としての質感に乏しいところがあります。ということで、木質感がほしくて、価格を抑えたい場合はベニヤが選択されることになるでしょう。

 

「プロDIY」探訪22ベニヤ天板の大テーブル

シンプルだがテーブルの置き方を工夫することで空間に方向性が生まれる

 

最もシンプルな方法は24㎜や28㎜といった厚みのあるベニヤを使う方法です。これは日本独特の規格で、床の下地材としてつくられています。難点は最大で2000×1000㎜のサイズまでしかありません。そして樹種がラーチ(北洋マツ)に限定されます。
 
ほかの木の表情がほしい場合やこれ以上のサイズが必要な場合は、12㎜のベニヤを重ねて貼り合せます。12㎜厚のベニヤならラワンやシナ、ラーチなど樹種の選択肢が増え、サイズも1212×3232㎜まであり、使い勝手がよいです。
 
ちなみにイベントなど短期間の使用であれば、天板は接着剤で貼り合わせる必要はありません。ベニヤの反り具合にもよりますが、両面テープで十分です。使用後にばらしてほかの用途に使えます。
 
 
 
 
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