中華切り絵細工 ~シンガポールで旧正月~
Eu Tong Sen Street の旧正月飾り
2016年2月8日の春節(旧暦の正月)を前に、街は赤色と金色が一杯です。中華圏で最も重要とされる祝祭日で、街の人は正月準備に忙しそうです。 正月には縁起の良い物を飾ったり、贈り合ったり、食べるなどして1年の幸せを願います。今日は年始の準備で賑わっているチャイナタウンに出掛けました。
チャイナタウンにて
普段のお店以外にも正月用品を売る出店が並び、多くの人が足早に正月用品を購入していました。
赤色には「良い運」・「幸せ」・「魔除け」の意味があるそうです。新年には赤い服を着たり、カバンや靴を赤にする他、自宅を赤で飾ります。
金色には「金運」・「財運」の意味があるそうです。金色は見ていてパワーを感じます。金色に似ている、黄色・オレンジ色の果物は縁起の良い果物として自宅に飾ります。
ポメロ・「欲しいものが手に入りますように」と願いを込めて自宅に飾ります
実が黄色いパイナップルも縁起の良い果物として人気で、「繁栄・財・幸福」などのおめでたい意味があるそうです。正月飾りのデコレーションにもデザインされます。パイナップルジャムを使ったお菓子、パイナップルロール、クッキー、タルトも旧正月のお菓子の定番です。
切り絵のお店「珍藝閣」ZHEN GALLERY LLP
「手作りを求めて・・・」「旧正月を手作りで祝う人や作品に出逢いたい・・・」チャイナタウンを進んでいくと、切り絵(paper cutting)のお店を見つけました。
今回切り絵のお話を聞かせて下さった、「珍藝閣」(ZHEN GALLERY LLP)の Mr.Henry (写真左)とMr.Wuang Rui Meng(写真右)のお二人です。
切り絵は、縁起の良い文字・干支・動物などをデザインて作る、旧正月に大切な縁起の良い飾りだそうです。家の入口や窓などに貼り、新しい年を祝い、幸せな一年を祈ります。
Mr.Wuang Rui Meng(黄瑞猛さん)が見せてくれた切り絵作り
切り絵のデザインを一枚の紙に固定し、細工用のハサミだけで器用に切り抜いて行きます。大きな絵(フクロウ)の中にも細かいデザインが施されています。切り抜いた部分に細い線を残しながらすべてつながった一枚の紙で作品を作り上げるのは職人技です。
2016年の干支・「申」
「サークル・オブ・ライフ」
「福」を逆さまに飾ると「到福」の意味に
「福」と描かれた飾り物を家の入口(門や扉)や窓などに貼るそうです。「倒」と「到」の発音が同じ事から、「倒福(逆さまに飾った福)」=「到福(福が到来する)」の意味になるそうです。
マリーナ・ベイ・サンズや観覧車など、シンガポールを代表する物がデザインされた作品も
切り絵アートを額に入れて、作品の繊細さ・美しさを一年中楽しむ方が増えました。シンガポールのお土産にも大変喜ばれているそうです。
結乃 こころ
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