小屋ナンバー 003 みちです。

2015年11月 Tiny Station 411 を作るべく工具を持って下落合へ通いました。
工具を持ち運ぶのにちょうど良いバッグがなかったので 探したのですが
帯に短し襷に長しということでピンとくるものが有りませんでした。
なければ作る。
ということで 急きょ作ることにしました。
ガッツリした布で作りたかったのですが 買いに行く暇もなかったのでいつもの通り
押し入れの中をゴソゴソして 生成りの帆布を見つけ出しました。
一色だけではおもしろくないので 何か布を合わせようといろいろやってみたのですが
どーもピンとこない。

ふと思い出したのが 国分寺の古道具屋さんで買った袋。

それはもう汚くって臭くって、でも プリントの文字がかっこいい。
洗えば使えるだろうと購入した 小麦が入っていたらしい大きな袋。
家に戻って 即 洗濯、それでもまだまだということで お湯で漂白剤や洗剤と一緒につけ置きしたり
となんとかきれいになりました。

帆布とその布を2重にすることにすれば強度もでるなということで 合わせてみたらなんだかとっても
かっこいいのです。
テンションは上がるも 厚くなった布に相変わらず四苦八苦しながらも出来上がったのがこれ！

持ち手の長さをいつもの長さにしてみたらちょっとダサイ。
ギリギリに短く（もっと短くしても良かったと思ってます）内側に肩にかけられる長さのストラップも縫い付けてみました。
「肩にかけると口がパカッと開いちゃうんだよねー。」
と妹に話したら
「肩にかけたら脇を閉めるでしょ、バッグの口押さえることになるから大丈夫じゃない。」
「なるほど……。」
口を留める為の マグネットとかそういうのもつけたくなかったのでそのまま採用。

ネジをいれた箱とか巻き尺とかがバッグの中でごちゃつかないように 小物入れも作りましたよ。
これは ホビーショーの帰りにバッグの中でネジ入れの箱の口が開いて悲惨な目にあったので
絶対に欲しかったもの。
便利です。

ちょうど良い感じに布が残っていたので使い切っちゃおうと小さいサイズもついでに作りました。
これは 現在普段使いのバッグとして活躍中。

裏は布が足りずつぎはぎ。

このバッグでいろいろ現場に運び入れた工具や道具、こまごまとした材料は撤収の時に
バッグで運ばずに宅急便を使ったのは
わははと笑ってそんなもんですと言ってしまいましょう。