作業台便り:こんなものを作った!自分用バッグ 3 作っている途中で路線変更
小屋ナンバー 003 みちです。
基本的に型紙を使わずに作っています。
オーソドックスな形のものしか作っていないからなのですが
それでも一応 こんな形、持ち手はこんなもの、ギャザーとか入れてなどと頭の中には出来上がりイメージがあるのです。
それを目指していても 思うようにならないことがよくあるのです。
今回はそんな最初のイメージと変わってしまったバッグを紹介。
冬用バッグ。
ループ状に織られているこの布は友人からもらったもの多分コートとかジャケットに使う布地。
ふわふわしているのでちょっとわたしには荷が重い布だったもので長い間 布入れに入っていた。
シンプルにペタンコの形にして持ち手は輪にした革にして
自然なギャザーがよったバッグにすればいい感じになりそうだと考えてバッグ部分を作った。
持ち手を輪にして自然なギャザーの妄想はシュミレーションしてみたら思い描いた形にはならなかった。
イマイチな感じというより使い勝手が悪そうで姿もかっこ良くなかった。
でも バッグの端っこに持ち手をつけたい。
元々ただの四角な形のはしっこに持ち手をつけると真ん中がダブダブしてしまう。
ギャザーをつけるかと考えたけれどもわたしの腕ではちょっとこの布では無理。
ちょっとつまんでみた時にピンときた。
ピンタック状に縫ってというよりカーテンのタックを作る感じで真ん中を何本か縫ってみた。
布にボリュームがあるのでギャザーを寄せたように見える。
縫った糸を解かずに済んだパターン。
きっとこの冬もこのバッグは活躍してくれるはず。
気兼ねなくザクザクと物を入れてしまうバッグが欲しくってマチたっぷりのトート型にしたんだけど 出来上がって持ってみるとなんだかとってもかっこ悪い。
ガッツリしたトート型を妄想していたのだけどそういう形にするには布の選択を間違えている。
でも本人はまったくそのことに気づかずドンドン縫ってしまう。
で、出来上がってみると口の部分がデロデロして何ともしまりのないものになってしまった。
糸を解いて最初からやり直すというのは面倒で嫌だった。
デロデロした部分を縮めれば何とかなるのではと真ん中にタックを入れてみた。
お!いいじゃん。
でもまだデロデロ感が抜けない。
ということでマチ部分の端っこ四隅の上部にだけステッチを入れてみたら締まった、ちょっと口がすぼまって ぱかっと開けてバンバン物を入れるという感じからはちょっと外れたが 物は入る。
現在 スーパー銭湯やそんなところに行くときの着替え入れバッグとして十分な働きをしてくれている。
路線変更というよりもなんだか行き当たりばったり感満載のバッグ作りの話。
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