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大菅 力「プロDIY」探訪30 金物・ビスなしのミニマルなベンチ

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DIYというのは自己責任とセットです。ときにはつくった人ではなくて使う人もそれを共有することになります。言い方を変えると、自己責任の範囲を広げることで、建築やインテリアは自由になります。

ここで紹介する休憩用のベンチも、そんな自由さが魅力の事例です。スギの正角材と集成材(フリー板)という住宅の現場でよく見かける材料を使い、金物はもちろん釘やビスといった接合具も使わずに成立させています。
P1590587k主な加工は集成材に穴を開けただけです。とはいえジグソーなどの木工機械がないと穴を開けることに少々苦労するかもしれません。よくやる方法がドリルで何個か穴を開けて手鋸が入るスペースをつくるやり方です。

でも加工箇所が少なくて加工賃もそれほどかからないので、ホームセンターで穴を開けてもらったほうがよいかもしれません。
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このベンチを成立させる最大のポイントは穴の大きさです。計算で算出することもできますが、器用な人なら模型をつくってみるのもよいでしょう。狙った高さや強度的な感覚がある程度つかめます。もちろん、材料費としては高いものではないので、失敗したらもう一回つくり直すという考え方でも問題ありません。

雰囲気を整えるという点ではグラフィックです。この事例も90㎜角の横側の書かれた英文がきいています。

『 DIY+GREEN もっとおうちを好きになる

著者 : つるじょ+みどりの雑貨屋
出版社 : 新建新聞社
価格 : 1200円+税

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