ニコニコなもの:木版画の文香……。ひさしぶりに手紙を書いてみようかなと思わせる品。
小屋ナンバー 003 路です。
これは『文香』です。
ふみか、ふみこうと読むようです。
手紙に添えて贈ります。
手紙を受け取った方が 封を開けると香りがふわっと立ち上がる
そんな風につかう品です。
源氏物語の世界だとあたりまえのたしなみ という感じでしょうか。
これで美人度があがってしまう。
この時代は手紙そのものに香を薫きしめるのですけどね。
(あさきゆめみしを 今年読み返したもので……)
そういうことがいまでも残っているのは素敵なことですよね。
文香……字面も響きもやさしくていい感じですよね。
この文香は 根岸紅子さんの手によるものです。
ご自分で彫った木版画を和紙に丁寧に刷ったものをひとつひとつ
切って…… 時間をかけてしつらえたものです。
わたしの友人とご主人が 熊本市内で営んでいる 「しろつめ」 という
お店のオリジナルです。
その友人がプレゼントしてくれたものです。
前から気になっていた品だったので 届いたときはかなりうれしかった。
手にとると和紙の手触りと木版画で刷られた絵柄がぴったりと
あってしみじみときれいだなって思うのです。
わたしの手元にあるのは しろつめくさの柄。
しろつめさんから写真をお借りしました。
他に8柄あります。
どの柄もなんともいえない愛らしさがありますよね。
わたしはいまこの文香をポチ袋やそれに準ずる小さな封筒をしまっている
引き出しの中に入れています。
ほんのりとポチ袋や封筒に香りが移っています。移り香ですね。
着物を着る方だったら匂い袋というのもありますが この文香を
和装小物を入れている引き出しに入れておくのもいいのではと思います。
プレゼントにするのも素敵ですよね。
わたしいただいてうれしかった。
これを書いていたら わたしも手紙に文香いれてだしたいなって
思いはじめているのですが、
誰に出す?
これに 似合う便せんと封筒ほしいかも
伊東屋行っちゃう?
丸善? 鳩居堂?
万年筆で書いたらいい感じかな?
ペリカンの子供用の万年筆じゃ気分じゃないよね……
毛筆もいい?
いやいやその前にわたしの字どうにかしたい。
それじゃぁいつまでたっても書けないから気軽に気軽に……
でもせめて便せん新しの買ってもいいよね。
で、誰に手紙書く??
妄想が迷走してぐるぐるになって
あ!これを額に入れて飾っても素敵かも
額作っちゃおうか
そしたら他の柄も欲しいよね。
じゃぁ、額は3つぐらいいるかな……。
で、柄どれにする?
ぺんぎんは絶対欲しいね……。
妄想、迷走 ぐるぐる……ぐるぐる…。
こんな風に妄想を呼ぶ作品ってすごいよね。
妄想、迷走 ぐるぐる。
楽しい時間です。
まずは 大きく深呼吸して
秋の夜長 ゆっくり紅茶でも入れて 手紙にするか額にするか
しろつめ柄の文香みながら考えることにします。
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