-Leather-「革でつくるピクニックチェア」の作り方とワークショップ
革と風呂敷の三記です。
毎週スープについて書かせていただいていますが、
今週は、本業の革。です！！
「革でつくるピクニックチェア」の作り方とワークショップのご報告です！
ワークショップで使用した道具を入れた革の道具箱
ドイト ウィズ リ・ホーム新宿下落合店 で 「革でつくるピクニックチェア」のワークショップをさせていただきました。
短い２時間の中で、小さくても椅子を作るのですが
今回は、切り出し済みの革を、市販のピクニックチェアーの座面と背にカシメで止めることで製作時間を短縮！
そのかわり、床とコバの処理は少し時間をかけて作業しました。
そのかわり、床とコバの処理は少し時間をかけて作業しました。
これが綺麗だと革っぽくカッコいいのです。
そんな革ならではの仕事を、参加者さんと一緒に作業しました。
参加してくださった方も、ヘリ落しは「キモチ良い」との声、ス〜！と引けると確かにキモチ良いです！
無心になって作業するのはやっぱりいいですね。
コバ磨きも時間をかけて、ヤスリがけと磨きの作業を繰り替えすと、ワイルドな革が美しくなってきて嬉しい瞬間です。
ワークショップで使用した道具
材料
革 ピクニックチェア分
ピクニックチェア 中サイズ １脚
大カシメ ２４組
道具
写真掲載の道具の他
ヤスリ、霧吹き、刻印等
写真掲載の道具の他
ヤスリ、霧吹き、刻印等
１、ピクニックチェアから、座面を切り取ります。
２、カット済みの革の、ヘリを落としていきます。
３、革の床面をトコノールを使って洗います。
４、コバを磨きます。
５、床面を洗ったもの（左）とまだ洗っていないもの（右）
（コバや床の処理は、丁寧に作業する事で、カッコ良くなる処理です）
６、カシメ用の穴の位置を写し取ります。
７、８、かしめ用の穴を開けます。
９、背もたれに刻印を打ちました。
１０、カシメを打って、革を固定していきます。
１１、椅子の背もカシメを打って完成です。
〈ワンポイントアドバイス〉
椅子の足をよけながら、カシメを止めるにはちょっとコツがいります。
暖かくなったら、お弁当と水筒を持って
作った自分だけのカッコいい椅子を持って、多摩川の土手にでもお散歩に行こうかな。
作った自分だけのカッコいい椅子を持って、多摩川の土手にでもお散歩に行こうかな。
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