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付き合いの長い友人から、久しぶりに会っていないなと思っていたら、「大人の修学旅行」に行きませんかとお誘いが。
メインの目的はお正月の番組でも紹介された滋賀県の「徳山鮓」さんにお泊りで食を楽しむこと。
徳山鮓さんは食通の人たちが絶賛するお店。
余呉湖や裏山の地元で取れたものを、一番美味しいと思う形で出してくれます。

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友人とは新横浜の新幹線で落ち合い、まずは京都へ。
大人の修学旅行その一。
樂美術館で月に一度開催される「手に触れる樂茶碗鑑賞会」へ友人が申し込んでくれ、楽焼を学ぶことが京都の目的。
その前に少し時間があったので近くの晴明神社へ立ち寄ります。陰陽師なんてちょっと古びた格式のある社を想像していたら・・・

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なんだかあらゆるところに五芒星のマークが合って、お土産の品も充実。ちょっとした観光名所になっていました(笑)
ちょっと立ち寄るには面白いかも！？

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その後、樂美術館で四代、一入の黒樂を実際に手に取り拝見しました。
樂茶碗は、轆轤（ろくろ）を使わず手づくねで成形を行なう独自の工法で作られます。
手の中に収まる温かみのある器に心奪われます。
こんな貴重な体験はなかなかできるものではありません。
流石に中は撮影禁止でしたので、入り口の風情を記念に撮らせていただきました。

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さて目的の徳山鮓につき、急いでお風呂に入ってお夕食です。
素晴らしいお料理の数々をご紹介。
徳山鮓のお料理-その1
A.琵琶鱒(びわます)の卵がプチプチ、コウタケが入った茶碗蒸し
B.猪肉と猪の生ハム
C.香茸がパラパラと振りかけられた鹿肉のロースト
D.トマトソーズとチーズがかかった鯖(さば)の熟鮓(なれずし)

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徳山鮓のお料理-その2
E.鮒寿司(ぶなずし)とパンの鮒ずしサンド
F.琵琶鱒と月輪熊のお肉
G.徳山さん、絶賛講義中～
H.余呉湖のワカサギと朝鮮ニンジンの天ぷら
これらのお料理を作ってくださっている、徳山さんのお名刺には「料理人」ではなく「発酵人」と書いてありました。それだけのこだわりを持ってこの料理を手がけているのですね。

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徳山鮓のお料理-その3
I.熊肉は脂味を楽しむのです。
J.これぞ熊鍋！ネギと熊肉をしゃぶしゃぶ
K.お腹いっぱいでも食べれてしまう熊鍋後の雑炊
L.鮒鮓の飯(いい)の部分のアイス

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次の日、前日の夜に食べ過ぎて、ちょっとゆっくりモードで起床です。
窓からの見える朝の空があまりに美しく、早起きして余呉湖に撮影に行けば良かったとちょっと残念に思います。

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駅までの送迎バスが出る前に余呉湖にお散歩に行きます。徳山鮓のお嬢さんもワンコを連れてお散歩中でした。ワンコはカメラが好きではないらしく、わざと目をつむったり、そっぽを向いたり(苦笑)

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少し下るとそこは余呉湖の鏡面が広がっていました。
この時期は雪に覆われているはずなのですが、今年は全く雪が積もらず、こんなに穏やかな景色です。
昨日のキスはここで取れたのかと思うと、ごちそうさまの気分です。

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振り向くと余呉湖を取り囲む山々がそびえ、熊や鹿や猪もここからの恩恵なのねと、お腹の中に入った食材に感動です。
その土地に来て、地の物を食す贅沢は格別です。
大人になったからこその楽しみです。
連れて来てくれた友人に感謝！！
またぜひ、伺わせていただこうと思います。