26x36.5センチの世界にわたしを表現する、毎日使いたい木のトレー。たべものを直接置いても平気なリボス自然塗料がサイコー過ぎる!
小屋女子計画が過去に出展・参加したイベントをピックアップして紹介する「小屋女子アーカイブ」。今回は2014年と2015年の日本ホビーショーで大人気だったワークショップ「自然健康塗料リボスで仕上げる木のトレー」から。
木のトレーは、完成するまでにステンシル、電動ドリル、ペイントの3種類の異なる作業を体験できる、初心者にもおすすめの題材。
基本的な材料はパソコン大の木の板ですが、自分だけの世界観を自由に表現できるので、完成後の表情は千差万別。飾ってよし、使ってよしの実用性もうれしいところです。
さて、このワークショップの影の主役は、木工好きなら知らない人はいないドイツ生まれの「リボス自然塗料」(国内の総輸入元:イケダコーポレーション)です。
主成分はアマニオイル。アレルギーを引き起こす危険性がある溶剤はたとえ天然原料であっても使わないという考えのもと、食品加工や化粧品にも使われるイソアリファーテという溶液を採用しています。そんなリボス社の原料・製法、安全性へのこだわりを知ると、1度は使ってみたいと思う人も多いはず。
使った材料
底板(シナベニヤ)、角材、水性塗料 リボス自然塗料「カルデット」 木ネジ、取っ手
使った道具
ステンシルシート、ハケ、スポンジ 木工ボンド、マスキングテープ、 電動ドリル(ドライバードリル1番、ドリルビット2.5ミリ※ネジ止め前の穴開けに使用)、ウエス(古布でOK)
作業工程は、次のとおり。
(1)ステンシル
お気に入りのステンシルシートを決めて、底板に水性塗料でステンシル。スポンジであせらず地道に”トントン”するか、ハケで”ササっ”とするかはその人次第。フリーハンドで文字を描いたりラインを入れても◎。
(2)枠板の取り付け
4辺の枠となる角材を木工ボンドで接着。それをマスキングテープでとめておきます。
トレーを裏返し、計8カ所を電動ドリルをまっすぐもって ”ドリドリ”。面取りカッターで穴を開けてから木ネジを留め付けると、大事なテーブルを傷つけずに済むのだとか。電動ドリルがない場合は、キリとプライスドライバーで代用することができます。
(3)ペイント
ステンシルが乾いたら、いよいよリボス自然塗料の出番です。扱いは至って簡単で、ウエスに取って直塗りすればOK。2度塗り、3度塗りして好みの色に仕上げていきます。今回使った「カルデット」はカラーバリエーションが豊富なので、思い思いの色を選ぶ楽しみもあります。
(4)取っ手の取り付け
塗料が乾いたら、最後に木ネジで取っ手をつけて完成です。
気になるリボス自然塗料の使用感はというと、
「少しの量でだいぶ伸びるうえ、いい感じに木に染み込んでくれる」
「油性なのにこんなに塗りやすいなんてビックリ」
「油性特有のいやなニオイがまったくしない」
などなど、これまで高価なイメージがあってなかなか手に取る機会がなかったという小屋女子メンバーも一気にファンになったそう。
また、一同が一番気に入ったのが塗装後の使い勝手。安心安全、無臭なので、パンなどのたべものをそのまま置くことができるのはかなりの高ポイント。
屋内外用の塗料であるため、水や紫外線への耐性も高く、ガンガン日常づかいできるのもうれしいところです。
ただ、チョットした注意点も。アマニオイルを主成分とする自然塗料は、空気中の酸素と反応して自然発火するおそれがあるため、後片付けに気をつけて(容器に入った塗料は安全です)。使用したウエスや手袋は放置せず、すぐに水をはったバケツに入れ、水を染みこませてから処分しましょう。
また、いますぐつくってみたいという人には「リボスで作る無害なトレーキット」がおすすめです。トレーキット、リボス自然塗料1本、小屋女子計画オリジナルステンシルシート1枚がセットになった限定品。コチラのオンラインショップで買えるそうです。
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