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袋谷 幸宏山で摘みたてのお茶の葉から手作りかんたん緑茶で一息

田植えのシーズンに入り、5月頃から山に行くと、お茶の葉が自生していました。

通常、お茶の作り方はとても時間をかけてするのですが、今回は約30分でお茶が飲めるように考えたいと思います。

 

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お茶の畑に行くと、農薬のかかった茶葉がよくありますが、山に自生しているのは、無農薬でとても安全です。
特に新芽は新緑色をしていて、やわらかい。お茶の茎は入れず、若葉だけを摘み取ります。

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ちなみに一番茶には、お茶の旨みの主成分とされるテアニンが6月半ばに摘まれる二番茶と比べて3倍以上含まれているそうです。
摘んだ若葉をサランラップにくるみ、電子レンジで1分ほど温めます。

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ラップを剥がすと、湯気が出て、キッチンペーパーなどでお茶の葉の湿気を取ります。

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その後、ホットプレートであまり高温にならないように煎ります。

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湿気が無くなったようなら、手で、こよりを作るような感覚で、もんで少しずつ粉々にしていきます。

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これでほぼ出来上がりです。
本来はこんな即席で作るようなものではありませんが、摘みたてのお茶を注ぐと、とてもいい香りがして、美味しくいただけます。

ちなみにウーロン茶や紅茶も同じ茶の葉を使いますが、ウーロン茶は若葉ではなく、芽が止まるまで大きくした葉で、夏頃摘みます。紅茶は新芽を摘みますが、夏に伸びてくる新芽を摘むといい紅茶になります。紅茶と緑茶の違いは、発酵させることで、茶褐色になることです。

ただ、緑茶もウーロン茶も紅茶もカテキンがあるため、殺菌効果があります。ちょっとしたお口の中の殺菌には、良いかもしれませんが、毎日大量に飲み続けると、腸内細菌のバランスもおかしくなりますので、適度にいただくと良いでしょう。

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ここでは、無添加な建築素材、無添加な食材、無添加なくらし方にちなんだもので、昔からの知恵や様々な科学的知識を交えて、より生活に近い視点で紹介していきたいと思います。

 

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