DIY

大菅 力小屋女子、トレーラーハウスに挑む ②スギ板の塗装

長い板を手際よく塗装する小屋女子

長い板を手際よく塗装する小屋女子。いつの間にかフォーメーションができあがっています

 

長いスギのムク板を一気に塗り上げる小屋女子。木口の塗装も忘れない

 

骨組みができたら、外壁張り。スギ板を塗装してから張っていきます。

とはいってもいきなり塗装はできません。

塗料がしっかり乗るように、まずは板を乾かすところから。

何日間か板を立てかけて乾かし、乾いたところでようやく塗装作業のスタートです。

 

サンプルと色見本を使って、外壁の色を検討する小屋女子

サンプルと色見本を使って、外壁の色を検討する小屋女子。いつになく真剣な面持ち

 

まずは塗料の色を決めます。事前に茶色にすることは決めていましたが、ひとことに茶色といっても色の濃さなどで印象は変わります。

小屋女子たちの表情はいつになく真剣。選んだ色で外観が決まるのだから当然です。

悩んだ結果、小屋女子たちは色の濃い茶色を選びました。

 

裏面の塗装から。菅沼さんのところで余っていた白色の塗料を活用

まずは裏面の塗装から。菅沼さんのところで余っていた白色の塗料を活用

 

白く塗った板を立てて乾かす

白く塗った板を立てて乾かす。塗料を薄く塗ったのでスギの赤身の肌がよく分かる

 

まずは白い塗料を塗っていきます。

「塗料の色は茶色に決めたんじゃないの?」 と思われるかもしれません。

これは板の裏面に塗る塗装。片面だけ塗料を塗ると、湿気の抜け方が表裏で変わるため、反ったり曲がったりする原因になるのです。

それを防ぐには板の裏にも塗料を塗る必要があるのです。

 

こげ茶色の塗料を手早く塗り込んでいく

こげ茶色の塗料を手早く塗り込んでいく。ラフな仕上げなので多少のムラは気にしない

 

白い塗料が乾いたら、いよいよ本番。全員総出で茶色の塗料をローラーで塗っていきます。

最初はおしゃべりを交えながら、リラックスモードで作業をしていた小屋女子ですが、そのペースだと、板を張るところまで終わらないことに気づき、俄然ペースアップ。

板を渡す人、塗る人、乾かすために板を立て掛ける人と、作業をしながらフォーメーションが自然に出来上がります。

そして塗装はなんと2時間あまりで終了。

そう、小屋女子って本番に強いタイプなんです。

 

次回はいよいよ板張り。仕上がりもさることながら、きちんと張り終えることができるかドキドキです。

 

撮影:廣瀬育子
協力:菅沼建築設計

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  • 大菅 力
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